水田や沼、湿地になどに生え、時には浅い水路などにも発生する。 花序は葉よりも高く伸び10~20個以上の花をつける一年草。 根性葉の長さは10~20cmの長い柄があり、葉身は長さ幅とも5cm~10cmの心形で厚くて光沢がある。 雄しべは6個あり、その内の5個の葯は黄色で小さく、残りの1個の葯は青紫色で大きくて花糸にかぎ状の突起がある。昆虫はその青紫色の大きな葯に足をかけ蜜を吸います。 札幌市内の小さな水路の中で車道上から見つけるが、ある日、花の群生の数メートル手前の水路が何かの工事のため閉ざされていた。案の定その後、花は消えてしまっていた。しかしミズアオイは農薬や環境で一度消えても土中深くに種を残していることもあり、いつか復活することもあるそうなのでその日を待っています。